点検内容|太陽光発電協会の日常巡視要領に準拠した目視点検

太陽光発電協会の日常巡視要領に準拠した太陽光発電所の17項目の目視点検

訪問のたびに、17項目を点検します。

太陽光発電協会が定める「日常巡視要領」に準拠した目視点検を行い、写真17枚の報告書をPDFでお送りします。年2回、訪問のたびに発行します。点検と報告書は年間メンテナンスに含まれるもので、単発の散布には含まれません。

根拠日常巡視要領に準拠しています

太陽光発電協会は、点検を「日常巡視」と「定期点検」の2つに分けています。日常巡視は、全項目が目視で行うものとして定められています。測定は含まれません。

当社が行うのは、この日常巡視です。独自の点検項目を作ったのではなく、協会が定めた区分そのものに沿っています。

区分内容当社
日常巡視すべて目視。設備を開けず、測定も行わない行います
定期点検目視+電気的な測定。絶縁抵抗・接地抵抗・開放電圧など行いません

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点検箇所何を見ているか

17項目は、次の6つの箇所に分かれています。

敷地と法令要件

敷地全体の状況、標識の掲示と記載事項、フェンスの設置状態と破損の有無、敷地境界からの土砂の流出。

太陽電池モジュール

表面の汚れ・破損を面ごとに確認します。フレームの変形も見ます。

架台

脚部と接合部を分けて確認します。塩害地区では特にさび・腐食・破損を、地上設置では凍結深度の影響・積雪による沈降・地際腐食を見ることが求められています。

錆を見つけても、その場では補修しません。写真を撮り、位置と進行の程度を報告書に記載してお送りします。補修をご希望の場合は、写真をもとにお見積りをお出しし、次回の訪問時に実施します。

太陽光発電所のフェンス支柱と固定金具に発生した錆と腐食を3方向から撮影した状態
フェンスの固定金具に錆が発生し、支柱表面へ錆が流出している状態。撮影:当社管理発電所

配線・接続箱

ケーブルと電線管の破損、接続箱・集電箱の外箱の腐食。

パワーコンディショナ

外箱の腐食と扉の施錠、通気孔と換気フィルタの目詰まり、運転時の異常音・異臭・過熱。表示部の異常表示と発電状況を記録します。

電力量計と周囲

取引用計量器が正しく動作しているかを確認し、指示値を記録します。あわせて周囲の陰、鳥の巣、樹木の状況を見ます。

連系ランプが緑に点灯した正常なパワーコンディショナと、赤ランプとエラーコードを表示したパワーコンディショナの比較
左が正常(連系ランプ緑)、右はエラーコード表示で発電停止状態。撮影:当社管理発電所

項目名は協会の文言をそのまま使用しています。独自の言い回しに置き換えていません。
報告書では、これらを「パワコン」「売電メーター」「架台の足元」といった日常の言葉に置き換え、それぞれ放っておくとどうなるかを添えてお伝えします。専門用語の一覧を送りつけることはありません。

判定3段階でお伝えします

各項目に判定を付け、所見を添えて報告します。

  • 良好問題は見られません。
  • 要観察今すぐの対応は不要です。次回の訪問で変化を確認します。
  • 要対応対応が必要です。概算費用を添えてご報告します。

「要対応」と書いて終わりにはしません。当社で対応できるものは、写真をもとにお見積りをお出しし、ご返信をいただいてから次回の訪問時に実施します。電気工事を伴うものは、写真と状況を報告書に記載し、修理をご依頼になるかどうかの判断材料としてお使いいただけるようにします。

現場で行うのは、散布・点検・撮影の3つだけです。その場で作業を追加して請求することはありません。

作業範囲行わないこと

設備を開けません。触りません。測りません。

お客様の設備に手を加えることはありません。

具体的には、以下を行いません。

行わないこと理由
絶縁抵抗の測定モジュール・接続箱・PCS定期点検の領域です。電気工事士等の有資格者が行うべき作業であり、感電のリスクを伴います。当社では行いません。
接地抵抗の測定
開放電圧の測定ストリング毎
I-V特性の測定
系統電圧の測定
接続箱・パワーコンディショナの開放内部に触れる作業は行いません。外観と表示部の確認までです。
配線への接触同上。
刈払機・草刈機による草刈りケーブル切断とパネル破損の事故が最も多いためです。除草剤の散布と防草シートで対応します。
枯れた草・刈り取った草の回収・処分敷地内に残します。
高所作業屋根置き・高所設置の設備はお受けしていません。
パネル・パワーコンディショナの交換電気工事を伴います。状況を報告書に記載してお伝えします。
その場での錆の補修その場では行いません。写真を撮り、位置と進行の程度を報告書に記載してお送りします。補修をご希望の場合は、写真をもとにお見積りをお出しし、次回の訪問時に実施します。
その場での清掃その場では行いません。鳥のフン・樹液・落ち葉の堆積などを見つけた場合は、写真でご報告します。局所清掃をご希望の場合は、次回の訪問時に実施します(11,000円・契約者8,800円)。
パネル全面の洗浄低圧設備では、洗浄で回復する発電量よりも洗浄費用のほうが高くつきます。また、年数が経ったパネルは水圧をかけると内部に水が入り、絶縁不良の原因になります。
蜂の巣の駆除専用の防護具と薬剤を要する作業です。発見した場合は作業を中止して撤収し、写真と位置を報告書でお伝えします。
パネルの上に乗っての雪下ろしパネル面は滑りやすく、踏み割りと転落の危険があります。下端に溜まった雪を離れた位置から引き落とす作業は、年間メンテナンス契約者のみ、お見積りのうえ承ります。
緊急時の駆けつけ・24時間監視年2回の訪問を前提としたサービスです。常時対応は行いません。

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できないことは、先にお伝えします。

報告書お渡しの方法

報告書はメールにPDFを添付してお送りします。あわせて専用フォルダのリンクをご案内しますので、過去の報告書もいつでもご覧いただけます。パスワードは不要です。

郵送は行いません。立会いも不要です。

背景点検が義務の対象になっています

2023年3月から、10kW以上50kW未満の設備は「小規模事業用電気工作物」として、技術基準への適合を維持する義務の対象になりました。

経済産業省の調査では、50kW未満の設置者の4割以上が「保守点検の計画がない、または存在を知らない」と回答しています。

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